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書き置きと絵など

男子学生3Dモデル作成

Unityで学生ものの3Dシミュレーションゲームを作りたいとふと思い、
初めに男子学生のVroidモデルを作成してみた。

作成したVroidモデル

Vroidの服は、このままでも完成度の高い素晴らしいものだが……
3Dモデルにテクスチャをそのまま張り付けて表現している故、
拡大するとのっぺりとした印象がある。

服を改変

学生服の場合はボタンが目立つので、ボタンを立体化させればリアリティが増すだろう。
まずは、実際にある形状を参考に学生服のボタンをBlenderで作成してみた。

そして、このボタンをVroidモデルの服に取り付けるために、
そのVroidモデルをBlenderに読み込む。

なお、VroidモデルをBlenderで改変する方法として、以下のサイトを参考にしている。
【2023/5/16時点】BlenderでVroidモデルを改変する方法 | AY3の6畳細長部屋

最初に、VRoid StudioでVroidモデルを.vrm形式で出力し、Blenderに取り込む。
※「VRM_Addon_for_Blender」をBlenderに導入している前提である。Blenderは初期状態ではVRMモデルを読み込めない。

次に、ボタンを服に取り付ける。
ボタンを複製し、各々のメッシュをモデルのボーンに関連付けさせる。
具体的には、「オブジェクトプロパティ」の「関係」にある以下の項目を設定する。

  • アレント:「Armature」
  • 親タイプ:「ボーン」
  • 親ボーン:各々のボタンに近い部位

そして、「トランスフォーム」の「位置」「回転」を調整し、
ボタンを適切な位置に配置する。

すると、ボタンがモデルの動きにも追従するようになる。

「ポーズモード」でポージングさせてみた図。
Armature(ボーン)を選択した状態でCTRL + TABキーで「ポーズモード」に切り替え可能。

元々テクスチャとして描かれていたボタンを学生服の色で塗りつぶせば、
完璧な仕上がりと言えるだろう。

Unityにモデルを読み込む

Blenderで.fbxにモデルをエクスポートし、Unityに取り込んだ。
適当な待機アニメーションをセットして再生したところ、
特に問題なく動作することを確認。